http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130408-00000015-pseven-soci
>>> 暴言事件で皇太子ご一家の護衛警官増員 スキー客から不満もこのニュース、たしか配信当日か翌日あうたりに見た記憶があるんですが、「精神疾患に対する無知」がどうたらこうたらという内容がかなり多かったと記憶しています。
NEWS ポストセブン 4月8日(月)16時6分配信
3月26日午前11時過ぎ、皇太子ご一家は3泊4日の日程で長野県奥志賀高原でのスキー旅行へ出発するため、東京駅に到着された。
皇太子ご一家は駆けつけた人々に手を振りながら、改札口へと向かった。
ご一家が改札を通り過ぎた、そのときだった。雅子さまを震撼させる事件が起こる。その場に居合わせた60代ぐらいの男性が、
「税金泥棒! 仮病・さぼりの税金泥棒! 皇室から出て行け!」
と大声で罵声を浴びせたのだ。突然の出来事に驚かれた雅子さまは、愛子さまの手をさっと掴まれ、ご自分の体のほうに寄せられ、一瞬凍りついたご様子だったという。
この事件の影響からか、滞在先の奥志賀高原スキー場も緊迫した雰囲気に包まれた。
ご一家が宿泊されたホテルの周辺には、パトカーや警察車両が数多く止められていた。スキー場には不釣り合いな服装の警察官が宿泊客やスキーヤーたちをくまなくチェック、さらにスキー場を訪れた車のナンバーの照会まで行っていた。
ゲレンデでも異様な光景が…。貸し切りでないにもかかわらず、スキー板を着用した護衛の警察官30人ほどが皇太子ご一家を取り囲みながら、ゲレンデを滑走。皇太子ご一家と知らずに、後ろから猛スピードで近づいてくるスキーヤーがいれば、前に回り込み、壁を作ってスピードを落とさせる。そのため、一般客からはこんな不満の声が噴出した。
「一般のスキーヤーに迷惑をかけるのはおかしい。ここまでするのなら、時間外に滑られたほうがよろしいのでは」
「どうして滑るコースを警察は邪魔するのか。ここは貸し切りではないはずです」
「スキーを楽しむ体力があるのなら、なぜ公務がおできにならないのか」
最終日(3月29日)、皇太子さまと愛子さまはスキーを楽しまれたが、雅子さまの姿はゲレンデにはなかった。
※女性セブン2013年4月18日号 <<<
それはそのとおりなんですが、「お辛いなら雅子さまに『退路』を」という声がほとんどなかったんですよね。
決して私は、反皇室系左翼みたいなことを言うつもりはないし、加勢するつもりも全くないんですが、純粋に「世論ウォッチャー」という立場から見ると、もう少しあっても「不思議ではない」んじゃないかと思ったんですが、予想外に少なかったのがとても印象に残りました。世論にしては珍しくマトモでしたね。
はたして「反皇室系左翼」がまったく国民の共感を得ていないのか、あるいは「退路」という視点が世論には少ないのか。いじめ・体罰問題を探究しているときから思っていたことですが、どうも「退路」という視点が世論には少ないような気がします。もちろん、そう簡単に「撤退」できる場合ばかりではありませんが、多くの場合、「撤退」が一番の策です。世の中の大抵のことは、その場から去れば解決(問題自体が消滅)します。ですから、雅子さまのご病状も辞めれば――まあ、皇太子妃を辞めるなんてことは出来ないとは思いますが――回復するかもしれない。いつもハチャメチャなことをいって楽しませてくれる「世論」なのに、急に「雅子さまの精神疾患を理解しよう」だなんて「現実的」なことを言い始めたのは、「世論」にしては珍しくマジメに考えたのか、それとも「退路」という視点が抜け落ちているのか。