2023年04月23日

自主独立とは、単に対決することではない

https://news.yahoo.co.jp/articles/8804975a5d87191fdd08447cf9fb2ad318d82cdf
北朝鮮が突如、ウクライナを非難 誇り捨ててまでの事情?脱北の元労働党幹部が証言
4/12(水) 8:23配信
GLOBE+

北朝鮮の朝鮮労働党の金与正・朝鮮労働党副部長が4月1日、ウクライナを非難する声明を発表した。この声明を子細に眺めると、北朝鮮と与正氏本人がいかに苦しい状況に置かれているかが見えてくる。北朝鮮の誇り高い国是をかなぐり捨てると同時に、与正氏がかつて見せてきた「余裕」が消えているからだ。北朝鮮を逃れたある元労働党幹部が背景事情を明かした。(牧野愛博)

「ゼレンスキー当局、物乞いと請託の念仏」
声明は、ウクライナが独自に核武装するか、米国核兵器の配備を望んでいるとして、「ゼレンスキー当局の陰険な政治的謀略の産物」だと非難した。「目を開ければ主人を見上げ、口を開けば物乞いと請託の念仏を唱えるゼレンスキー当局は、最初からロシアの相手になり得ず、彼らが現在のように核の妄想に執念を燃やせば、むしろロシアの核の照準圏内でより鮮明な標的になるであろう」と述べ、激しい表現でウクライナをこき下ろした。

北朝鮮を建国した与正氏の祖父、金日成主席は中ソ対立のなか、自主独立路線を掲げてきた。1970年代までに整備した主体思想はその象徴だ。北朝鮮は非公式の場では、スターリンに兵器を請い、毛沢東の経済支援を期待したが、公式の立場は自主独立だ。公式の立場で露骨にロシアにすり寄った与正氏の声明は極めて異例だ。

この場合、ウクライナを敵視するというよりも、国際社会で苦境に立つロシアに寄り添い、ロシアからこれまで得られなかった大規模な経済支援や軍事支援を手に入れようという思惑が透けて見える。

また、北朝鮮は核武装にあたり、「なぜ戦勝国の米英中ロ仏だけが核兵器を保有できるのか」として、戦後秩序に挑戦してきた。ウクライナの主張を批判すれば、自分の立場と矛盾する。韓国の一部で出ている米戦術核の朝鮮半島再配備が嫌なのかもしれないが、金日成主席がこの声明を読んだら怒り出すだろう。

(以下略)
■切り取り記者、牧野愛博
さすがは切り取り記者、牧野愛博氏。彼の主張は、「白頭の血統」を生物学的な意味として捉えて組み立てるものを筆頭に、幾つかの単語やセンテンスに反応して自分勝手な独自解釈や意味付けを施した上で、それらを切り取って繋ぎ合わせることで成り立っています。そして、当ブログでも何度か指摘してきたように、その独自解釈は共和国公式発表を踏まえたものではなく彼の想像・理解の域を超えるものではないために、しばしば現実の推移を上手く説明できていません。

今回もそんな彼の習性が非常に顕著に表れています。

■事大主義ゼレンスキー政権の真の狙いは、アメリカの核の傘に入ることである
‎朝鮮総聯機関紙『朝鮮新報』によると、キム・ヨジョン副部長の発言は次のとおりです。
https://chosonsinbo.com/jp/2023/04/02-99/
「無謀な核妄想は自滅を招く」/金与正党副部長が談話発表
2023年04月02日 06:49

朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党中央委員会の金与正副部長は1日、「無謀な核妄想は自滅を招く」と題する談話を発表した。談話は、次の通り。

先日、ウクライナ大統領のホームページには米国の核兵器を自国の領土に配備するか、あるいは自前で核兵器を作るかを主張する内容のアピールが掲載された。

このアピールに、90日以内に2万5000人以上の住民が署名する場合、大統領は提起された発起を審議し、これに関する公式立場を明らかにするようになるという。

住民の意思表明というもっともらしい外皮をかぶせたが、それがゼレンスキー当局の陰険な政治的謀略の所産であることを難なく推測することができる。

2022年2月、ミュンヘン安保会議でゼレンスキーが自国の核保有国地位を回復する立場を明らかにしたのをはじめ、ウクライナの公式人物らが複数の契機に自らの核野望を露骨にさらけ出したのは、すでによく知られた事実である。

ロシアを打ち破ることができるという治癒不能な誇大妄想症にかかったウクライナ当局が、後のことを見通す初歩的な意識も、その悪結果を処理する何らの能力もなく、自らの生存を脅かす核惨禍を自ら招いている。

ゼレンスキーが米国の核兵器搬入だの、独自核開発などと言い立てるのは、自国と国民の運命をもって賭博してでも、なんとしてでも自分らの余命を維持してみようとする極めて危険な政治的野望の発現である。

当局者が政治的感覚が鈍く、私利分別力が足りなければ、国と民族を抜き差しならぬ破滅のどん底に追い込むことになるというのがすなわち、世の中の理である。

目を開ければ上司を見上げ、口を開ければ物乞いと請託の念仏を唱えるゼレンスキー当局は、あらかじめロシアの相手にならず、彼らが現在のように核妄想に執念を燃やせば、むしろロシアの核照準圏内でより鮮明な標的になるであろう。

ゼレンスキー当局が、すでに穴がぼつぼつ開いた米国の核の傘の下に入ってこそ、ロシアの強力な猛射撃を避けられると打算したなら、彼らは確かに誤った道、最後の道へ進んでいる。

米国を神頼みにして上司の虚弱な約束を盲信する手先らは、核時限爆弾を背中に負う自滅的な核妄想から一日も早く覚める方が自分らの命を守る最上の選択になることをはっきり悟らなければならない。
キム・ヨジョン副部長の談話全体、特に「ゼレンスキー当局が、すでに穴がぼつぼつ開いた米国の核の傘の下に入ってこそ、ロシアの強力な猛射撃を避けられると打算したなら、彼らは確かに誤った道、最後の道へ進んでいる。米国を神頼みにして上司の虚弱な約束を盲信する手先らは、核時限爆弾を背中に負う自滅的な核妄想から一日も早く覚める方が自分らの命を守る最上の選択になることをはっきり悟らなければならない」というくだりを見るに、共和国としては、「ゼレンスキー政権の真の狙いは、アメリカの核の傘に入ることである」と見做しているようです。たしかに、「他国の核の傘に入って我が身を守ってもらうこと」は、自主の対極にある事大以外の何物でもありません

■住民の意思表明というもっともらしい外皮を被せた
独自核開発については、「当局者が政治的感覚が鈍く、私利分別力が足りなければ、国と民族を抜き差しならぬ破滅のどん底に追い込むことになるというのがすなわち、世の中の理である」と指摘されているように、ロシアとの力関係を考えれば、あまりにも無謀であると言わざるを得ません。

共和国が国是として掲げる自主独立とは、単に対決することではありません。恐らく牧野氏は、共和国の国是である自主独立の正確な意味を踏まえることなく、例によって自分勝手な独自解釈をしているのでしょう。キム・イルソン主席は、回顧録『世紀とともに』で次のように仰っています(外国文出版社、邦訳第1巻、253ページ)。
わたしは尚鉞先生に、安重根の闘争方法をどう思うかとたずねた。尚鉞先生は、安重根の行為はもちろん愛国的だ、しかし闘争方法は冒険主義的だと答えた。先生の指摘はわたしの見解と一致した。わたしは、日本帝国主義の侵略に抗するたたかいは、決して大軍閥の代弁者を一人や二人懲罰するテロリズムの方法で勝利できるものではなく、必ず人民大衆の覚醒を促して、すべての人民を奮い起こすときにのみ、その目的が達成できると考えていた。
今回、キム・ヨジョン副部長は、その談話においてゼレンスキー政権の核武装策動について住民の意思表明というもっともらしい外皮をかぶせたが、それがゼレンスキー当局の陰険な政治的謀略の所産である」と断定しました。首領様が必勝の鍵として指摘なさった人民大衆の覚醒を促して、すべての人民を奮い起こす」方法論ではないと見ているからでしょう。

首領様の方法論に従えば、強大な国と対決するのであれば必ずや人民大衆に依拠した方法論で戦いを組まなければなりません。しかしいま、ゼレンスキー政権が取り組もうとしていることは、「2022年2月、ミュンヘン安保会議でゼレンスキーが自国の核保有国地位を回復する立場を明らかにしたのをはじめ、ウクライナの公式人物らが複数の契機に自らの核野望を露骨にさらけ出したのは、すでによく知られた事実である」というくだりで暴露されているとおり、人民大衆からの要求に基づくもの、『我らのキム・ジョンイル同志』に歌われている「素朴なその考えを政治に盛り込んで」ではなく、為政者たちが既にその道筋を描き切ったものに対して「住民の意思表明というもっともらしい外皮」を被せて取り繕ろうとしているものに過ぎません

ウクライナ国家の人口は、おおむね4400万人弱です。今回、ゼレンスキー政権は、「90日以内に2万5000人以上の住民が署名する場合、大統領は提起された発起を審議し、これに関する公式立場を明らかにする」としたそうです。単純な四則演算の問題として、国民の1パーセントにも満たない数の署名でゼレンスキー大統領はこの問題を審議するのだと言います。厳格な国民投票ではなく署名、それも1パーセントにも未満の賛成で・・・結論ありきと言わざるを得ないでしょう

ちなみに、牧野氏は『我らのキム・ジョンイル同志』をご存じなんでしょうかね? 共和国は音楽政治の国なので、分厚い労作を読み込まずとも、代表的な政治宣伝音楽を聞くだけでかなり色々なことを知ることができますよ。

■ウクライナの核武装化は、どう転んでも事大主義的な末路を辿らずには居られず、自主独立路線とは相容れない
そもそも、昨今の情勢を勘案するに、米国の核兵器搬入にしても独自核開発にしても、「アメリカという虎の威を借る」という行為以外に行きつく先はないでしょう。

米国の核兵器搬入については上述のとおり事大以外の何物でもありませんが、「独自核開発」といっても、ウクライナの地からソビエトの核兵器が搬出されて久しい今日、核兵器開発・核兵器管理にかかるノウハウは既に大きく失われているものと思われます。「独自核開発」とは、共和国のように本当にすべてを自力で解決することを言うのであり、何らかの形で他国の支援を受けるようでは独自開発とは言いません。他国の支援を期待することは、これもまた事大主義的であると言わざるを得ません

ウクライナの核武装化は、いずれにせよロシアとの関係を徒に悪化させ、結局はアメリカの助けを借りざるを得なくなることでしょう。どう転んでも事大主義的な末路を辿らずには居られないでしょう。

なお、現在ゼレンスキー政権はNATOへの加盟を熱望していますが、共和国の国是である自主独立路線とは、同時に非同盟主義でもあります。NATO加盟を掲げながらの核武装化は、仮に独自開発だったとしても自主独立路線とは相容れないものです。

■総括
共和国の自主独立路線に基づく核武装とは、単に核兵器を開発・保有して大国と対峙することではなく、すべてを自国人民に依拠した方法により自力で行うことによって達成するものです。

これに対して今、ゼレンスキー政権が望んでいることは、アメリカの核の傘に入ること、アメリカの核の庇護を受けることであり、これは事大主義以外の何物でもありません

独自核開発路線についても、自国人民に依拠した方法とは言い難く、また、ウクライナには核兵器開発・核兵器維持にかかるノウハウが既に大きく失われていると思われるので、結局はアメリカの助けを借りざるを得なくなることでしょう。どう転んでも事大主義的な末路を辿らずには居られないでしょう。

さらに申せば、NATO加盟を掲げながらの核武装化は、仮に独自開発だったとしても共和国の国是である自主独立路線とは相容れないものです。

誇り高い国是をかなぐり捨てる」などと書き立てる牧野氏ですが、全体の趣旨を踏まえれば、自主独立の立場から従米国家に成り下がりつつあるゼレンスキー政権を論難する談話であったと言えるでしょう。「ウクライナの主張を批判すれば、自分の立場と矛盾する」という牧野氏の見立ては誤りであると言わざるを得ません。例によって自分勝手な独自解釈で現実の推移を上手く説明できていない牧野氏。今回は「自主独立」を自分勝手に独自解釈したのが誤りでした。重要なキーワードをことごとく外しているような・・・
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2023年04月19日

またか(呆)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f035ab9e1f59d420072497aac68932cc676400f
ロシアで重要な軍事パレード中止、披露する戦車が足りない?
4/12(水) 18:20配信
ニューズウィーク日本版

<ロシアで最も重要な祝日である5月9日戦勝記念日のパレードが一部の州で中止になった。表向きは安全上の理由だが、実はパレードで披露する戦車や兵器などが足りないのではないかと噂されている>

ロシアの2つの州の知事は、戦勝記念日の軍事パレードを中止すると発表した。安全保障上の問題を理由に挙げているが、ウクライナ戦争によって軍の装備が不足していることが原因だとも言われている。

(中略)
披露できるものが足りない?
だが、ウクライナ戦争に関する最新情報を提供するツイッターユーザー、テンダーは、今回の決定の理由は、「単に道路に上がって走行できる状態の戦車が足りないためだ」と記している。

「ロシアの戦車はすべて前線で必要とされ、残りの車両はすべて大都市のパレードで必要とされている」と、16万7000人のフォロワーをもつテンダーはコメントした。現に昨年はモスクワでの戦勝パレードと同時に開催されるはずだった航空ショーも中止され、当局は悪天候を理由にしていたことを指摘した。

ウクライナ戦争についてツイートしているマリア・ドルツカも、両州のパレード中止決定について推測し、こう書いている。「T-34戦車(第二次大戦で使われた古い戦車)以外にパレードで見せるものがなくなったから?それとも、これ以上の資金集めはしたくない、ということか。他に理由はあるのか?」

(以下略)
こんな話、去年も聞いた(呆)

「この戦争は、ダラダラと数年続く」と言われて久しいところですが、「春の風物詩」的に、来年の今頃もこんな話が出てくるんでしょうか?
posted by 管理者 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | 更新情報をチェックする

2023年04月15日

学べば学ぶほどにその業績の深奥さと偉大さに感銘を受けずにはいられない首領様の革命偉業:太陽節慶祝

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=cgisas&mtype=view&no=1244627
주체112(2023)년 4월 15일 《우리 민족끼리》
チュチェ112(2023)年4かづ15日『我が民族同士』

인류자주위업에 쌓으신 력사적공적은 영원불멸하다
人類の自主偉業に築いた歴史的功績は永遠不滅である

태양절을 맞으며 세계 많은 나라와 지역들에서 위대한 수령 김일성동지의 고귀한 혁명생애와 불멸의 업적을 칭송하는 목소리가 더 높이 울려나오고있다.
太陽節を迎え、世界の多くの国や地域で偉大な首領、キム・イルソン同志の高貴な革命生涯と不滅の業績を称賛する声が一層高く響いている。

위대한 수령 김일성동지에 대한 만민의 다함없는 그리움과 칭송, 그것은 자주시대를 개척하고 빛내이신 절세위인께 드리는 진보적인류의 가장 숭고한 경의의 표시이며 열화같은 흠모의 분출이다.
偉大な首領、キム・イルソン同志に対する万民の尽きない懐かしさと称賛、それは自主時代を開拓し輝かせた絶世偉人に捧げる進歩的人類の最も崇高な敬意の印であり烈火のような敬慕の噴出だ。

경애하는 김정은동지께서는 다음과 같이 말씀하시였다.
敬愛するキム・ジョンウン同志は次のように語られた。

《김일성동지는 심오한 사상리론과 비범한 령도력, 거창한 혁명실천으로 조국과 인민, 시대와 혁명앞에 불멸의 업적을 남기신 가장 걸출한 수령, 희세의 정치원로이시다.》
キム・イルソン同志は、奥深なる思想理論と非凡な領導力、雄大な革命実践で祖国と人民、時代と革命の前に不滅の業績を残した最も傑出した首領、稀世の政治元老であられる」

위대한 수령 김일성동지께서는 혁명생애의 전기간 자주의 기치, 국제적정의의 기치를 높이 드시고 세계사회주의운동의 강화발전과 반제자주위업의 승리를 위하여, 세계의 평화와 안전을 위하여 적극적으로 활동하시였으며 그 길에서 이 세상 어느 위인도 이룩할수 없는 거대한 업적을 쌓으시였다.
偉大な首領、キム・イルソン同志は革命的生涯の全期間、自主の旗印、国際的正義の旗印を高く掲げ、世界の社会主義運動の強化・発展と反帝自主偉業の勝利のために、世界の平和と安全のために積極的に活動し、その道でこの世でどの偉人も成し遂げられない大きな業績を築かれた。

력사를 돌이켜보면 인민대중의 운명개척과 세계정치사에 흔적을 남긴 이름있는 정치가와 위인들이 적지 않다.
歴史を振り返ってみると、人民大衆の運命開拓と世界政治史に痕跡を残した名のある政治家や偉人は少なくない。

그러나 우리 수령님처럼 장구한 수십성상 탁월한 사상과 령도로 자주의 세기를 개척하고 빛내이신 그렇듯 걸출한 수령, 위대한 혁명가는 일찌기 없었다.
しかし、我が首領のように数十星霜(数十年)にわたり、卓越した思想と領導で自主の世紀を開拓し輝かせた傑出した首領、偉大な革命家はかつていなかった。

위대한 수령 김일성동지의 사회주의건설령도사는 자주의 기치를 확고히 고수해온 력사이다.
偉大な首領、キム・イルソン同志の社会主義建設領導史は、自主の旗印を確固たるものにしてきた歴史だ。

자주는 우리 수령님께서 한평생 간직하고 구현해오신 혁명신조였고 혁명방식이였다. 혁명투쟁에 나서신 첫 시기에 벌써 자주성은 나라와 민족의 생명이며 그것을 실현하자면 사대와 교조를 배격하고 혁명을 자주적으로, 창조적으로 해나가야 한다는 혁명의 진리를 밝히신 위대한 수령님께서는 사회주의건설에서 언제나 자주의 원칙을 견지하시였다.
自主は、我が首領様が生涯大切にし具現してきた革命信条であり革命方式であった。革命闘争に身を投じた最初期にすでに、自主性は国と民族の生命であり、それを実現するためには事大と教条を排撃し、革命を自主的・創造的に行っていかなければならないという革命の真理を明らかにした偉大な首領様は、社会主義建設で常に自主の原則を堅持された。

위대한 수령님의 사회주의건설령도사에는 대국주의자들의 압력을 단호히 짓부시고 자주, 자립, 자위의 로선을 꿋꿋이 고수하신 년대기도 있고 사대와 교조, 지배주의를 단호히 배격하고 모든 문제를 우리 실정에 맞게 독창적으로 해결하면서 주체성과 민족성이 강한 불패의 강국을 일떠세우신 고귀한 경험도 있다.
偉大な首領様の社会主義建設領導史には、大国主義者たちの圧力を断固として撥ね退け、自主、自立、自衛の路線をまっすぐに固守した年代記でもあり、事大と教条、支配主義を断固排撃し、すべての問題を我が実情に合わせて独創的に解決しながら主体性と民族性の強い不敗の強国を立てられた高貴な経験でもある。

기성리론이 사회주의건설에서 하나의 공식처럼 간주되고있던 지난 세기에 자주의 기치를 높이 추켜드시고 그것을 혁명의 원리로, 혁명방식으로 정립하고 실천에 구현하시여 사회주의건설의 모범을 창조하신분이 위대한 수령님이시다.
既成理論が社会主義建設で一つの公式のように見なされていた前世紀、自主の旗印を高く掲げ、それを革命原理・革命方式として確立し実践に具現し、社会主義建設の模範を創造した方が偉大な首領様であられる。

지난 세기 말엽은 사회주의가 존재하느냐 마느냐 하는 물음이 시대적문제로 나선 시기였다.

前世紀末葉は、社会主義が存在するか否かという問いが時代的な問題として浮上した時期だった。

위대한 수령님께서는 세계사회주의운동이 심각한 좌절로 시련을 겪고있던 그때부터 생애의 마지막시기까지 여러 나라 정당, 사회단체 대표단들과 당수들을 만나주시고 일부 나라들에서 사회주의가 좌절되게 된 근본원인과 주체사상에 기초한 우리 나라에서의 사회주의건설경험에 대하여 알기 쉽게 설명해주시면서 사회주의의 불패성에 대하여 밝혀주시였다. 이것은 세계 진보적인민들에게 사회주의위업, 반제자주위업의 승리에 대한 신심을 주었으며 사회주의를 헐뜯던 원쑤들에게는 준엄한 철추로 되였다. 세기를 이어 흐르고있는 사회주의운동사는 자주의 기치밑에 전진하는 사회주의만이 승승장구하며 자기의 리상과 목표를 빛나게 실현할수 있다는것을 명백히 보여주고있다.
偉大な首領様は、世界の社会主義運動が深刻な挫折で試練を経験していたそのときから最期の時期まで、各国の政党や社会団体の代表団・党首たちに会い、一部の国で社会主義が挫折するようになった根本原因と、チュチェ思想に基づいた我が国での社会主義建設経験について分かりやすく説明しながら、社会主義の不敗性について明かしてくださった。これは世界の進歩的人民に社会主義偉業、反帝自主偉業の勝利に対する信心を与え、社会主義を貶めていた敵共には峻厳な鉄槌となった。世紀を継いで流れている社会主義運動史は、自主の旗印の下で前進する社会主義だけが乗勝長駆し、自己の理想と目標を輝かしく実現できると明確に示している。

오늘 우리식 사회주의가 부닥치는 온갖 시련과 난관을 이겨내고 새로운 승리를 향하여 힘차게 내달리는 력사적시대를 맞이하고 세계자주화위업이 자기의 궤도를 따라 전진하고있는것은 우리 수령님께서 밝혀주신 사회주의건설리론의 위대한 승리이며 사회주의운동의 강화발전을 위하여 온갖 심혈을 기울이신 위대한 수령님의 불멸의 업적에 대한 뚜렷한 과시로 된다.
こんにち、我々式社会主義が直面しているあらゆる試練と難関を乗り越え、新しい勝利に向けて力強く駆ける歴史的時代を迎え、世界の自主化偉業が自己の軌道に沿って前進していることは、我が首領様が明らかにしてくださった社会主義建設理論の偉大な勝利であり、社会主義運動の強化・発展のためにあらゆる心血を注いだ偉大な首領様の不滅の業績にかかる明確な誇示となる。

위대한 수령 김일성동지는 제국주의반동들의 침략책동으로부터 세계의 평화와 안전, 인류자주위업을 굳건히 수호하신 탁월한 령도자이시다.
偉大な首領、キム・イルソン同志は、帝国主義反動の侵略策動から世界の平和と安全、人類自主偉業を堅固に守護した卓越した領導者であられる。

제국주의는 평화의 원쑤이다. 침략과 략탈을 본성으로 하는 제국주의가 있는 한 인민대중의 자주위업은 적들과의 첨예한 대결을 동반하게 된다.
帝国主義は平和の敵である。侵略と略奪を本性とする帝国主義がある限り、人民大衆の自主偉業は敵どもとの尖鋭な対決を伴うことになる。

견결한 반제자주적립장을 지니신 위대한 수령님께서는 전쟁의 화근이고 평화의 교란자, 파괴자인 제국주의자들의 책동을 짓부시며 세계의 평화와 안전을 위하여 적극적으로 활동하시였다.
確固とした反帝自主的な立場に立つ偉大な首領様は、戦争の元凶であり平和の撹乱者、破壊者である帝国主義者どもの策動を叩き潰し、世界の平和と安全のために積極的に活動された。

일찌기 무장한 적과는 오직 무장으로 맞서야만 승리할수 있다는 혁명의 진리를 밝히신 위대한 수령님께서는 총대로 강대한 두 제국주의를 타승하고 나라와 민족의 존엄, 세계평화를 굳건히 지키는 력사의 기적을 창조하시였다.
かつて、武装した敵とはただ武装して立ち向かってのみ勝利できるという革命の真理を明らかにした偉大な首領様は、銃隊により強大な二つの帝国主義に打ち勝ち、国と民族の尊厳、世界平和を堅固に守る歴史の奇跡を創造された。

위대한 수령님께서는 평화와 진보를 요구하는 지구상의 모든 인민들을 하나의 공동전선에 결합시킬데 대한 사상, 평화는 구걸할것이 아니라 투쟁으로 쟁취하여야 하며 제국주의자들과는 한치의 양보도 없이 끝까지 맞받아싸울데 대한 사상을 비롯한 사상리론들을 제시하시여 세계의 평화와 안전을 보장하고 인민대중의 자주위업을 실현하기 위한 가장 옳바른 길을 밝혀주시였다. 제국주의자들의 《평화전략》의 반동적본질을 낱낱이 까밝히시고 세계반제자주력량의 단결을 강화하기 위한 투쟁을 현명하게 이끌어오신 위대한 수령님의 비범한 령도에 의하여 평화로운 새 사회건설과 인민대중의 자주위업실현을 위한 투쟁에서는 전환이 일어날수 있었다.
偉大な首領様は、平和と進歩を求める地球上のすべての人民を一つの共同戦線に結び付けることにかかる思想、平和は物乞いではなく闘争で勝ち取らなければならず、帝国主義者どもとは一寸の譲歩もなく最後まで戦っていくことにかかる思想をはじめとする思想理論を提示し、世界の平和と安全を保障し、人民大衆の自主偉業を実現するための最も正しい道を明かしてくださった。帝国主義者どもの「平和戦略」の反動的本質を一つひとつ明らかにし、世界の反帝自主勢力の団結を強化する闘争を賢明に導いてきた偉大な首領様の非凡な領導によって、平和な新社会建設と人民大衆の自主偉業実現のため闘争で転換が起こった。

위대한 수령님의 령도가 있었기에 령토도 크지 않고 인구도 많지 않은 우리 나라가 제국주의강적의 기를 꺾어놓고 인류자주위업을 선도해나가는 불패의 보루로 위용을 떨칠수 있게 되였다.
偉大な首領様の領導があったからこそ、領土も大きくなく人口も多くない我が国が帝国主義の強敵の気をくじいて人類の自主偉業を先導していく不敗の砦としての威容を振るうことができるようになった。

세계의 평화와 안전을 위한 진로를 명백히 밝혀주시고 강위력한 혁명의 총대로 인민대중의 자주위업의 길을 개척하신 우리 수령님의 업적은 찬연히 빛을 뿌리고있다.
世界の平和と安全のための進路を明確にし、強力な革命銃隊で人民大衆の自主偉業の道を開拓なさった我が首領様の業績は燦然と光を放っている。

위대한 수령 김일성동지는 혁명하는 나라 인민들의 투쟁을 적극 도와주시여 인류자주위업의 승리적전진에 커다란 공헌을 하신 세계혁명의 탁월한 령도자이시다.
偉大な首領、キム・イルソン同志は、革命を行う国々の人民の闘争を積極的に助け、人類の自主偉業を勝利へと前進させることに大きく貢献した世界革命の卓越した領導者であられる。

한없이 고결한 의리를 지니신 위대한 수령님께서는 혁명생애의 전기간 사회주의, 공산주의를 위하여 투쟁하는 나라들에 물심량면의 지원을 주시고 사회주의력량의 단결과 단합을 위하여 정력적인 활동을 벌리시였다.
限りなく高潔な義理心を持った偉大な首領様は、革命的生涯の全期間にわたり、社会主義・共産主義のために闘争する国々に物心量面の支援を与え、社会主義勢力の団結のために精力的な活動を広げられた。

지난 세기 중엽 세계사회주의운동에 분렬의 위험이 조성되였을 때 원칙적이고 자주적인 립장에 확고히 서서 사회주의나라들이 서로 리해하고 화합을 이룩하도록 도와주신분도, 사회주의나라들이 제국주의자들과 힘겨운 항전을 벌릴 때 아낌없는 원조를 주도록 하신분도 위대한 수령님이시다.
前世紀中葉、世界の社会主義運動に分裂の危険が生じたとき、原則的かつ自主的な立場にしっかりと立ち、社会主義国家が互いに理解し和合を成し遂げるよう助けてくださった方も、社会主義国家が帝国主義者どもと苦しい抗戦を繰り広げるとき惜しみない援助を与えてくださった方も偉大な首領様だ。

위대한 수령님께서는 아프리카나라들을 비롯한 발전도상나라들이 힘겨운 식민지민족해방투쟁을 벌릴 때에도 그렇고 그 나라들이 새 사회건설에 들어섰을 때에도 적극적인 방조와 지원을 주도록 하시였다.
偉大な首領様は、アフリカ諸国をはじめとする発展途上国が厳しい植民地民族解放闘争を展開するときにも、そして、それらの国が新社会建設に入ったときにも積極的な援助と支援を与えてくださった。

위대한 수령님의 탁월한 령도가 있었기에 지난 세기 사회주의력량, 반제자주력량은 단합된 힘으로 제국주의자들에게 타격을 가할수 있었다.
偉大な首領様の卓越した領導があったからこそ、前世紀の社会主義勢力、反帝自主勢力は団結した力で帝国主義者どもに打撃を与えることができた。

오늘도 세계 혁명적인민들은 우리 수령님에 대하여 김일성주석이시야말로 혁명하는 나라, 투쟁하는 나라들에 사심없이 적극적으로, 물심량면으로 지지와 성원을 보내주신 인류의 대성인, 전설적위인이시라고 끝없이 격찬하고있다.
こんにちも世界の革命的な人民たちは、我が首領様について、「キム・イルソン主席がこそ革命する国、闘争する国に私心なく積極的に、物心量面で支持と声援を送ってくださった人類の大聖人、伝説的偉人であられる」と絶えず絶賛している。

참으로 위대한 수령님께서 계시여 20세기는 자주의 시대로 자기의 력사적지위를 뚜렷이 할수 있었으며 인류자주위업은 겹쳐드는 력사의 도전을 이겨내며 자기 발전의 길을 성공적으로 개척해올수 있었다.
まことに、偉大な首領様がいらっしゃったからこそ20世紀は自主の時代として歴史的地位を明確にすることができ、人類の自主偉業はたび重なる歴史の挑戦を乗り越え自己の発展の道を成功裏に開拓してきた。

인류가 우러러받드는 위대한 수령 김일성동지를 영원히 높이 모신것은 우리 인민의 최대의 영광이며 긍지이다.

人類が仰ぐ偉大な首領、キム・イルソン同志を永遠に高く祀ったことは、我が人民の最大の栄光であり誇りである。

불세출의 위인이신 경애하는 김정은동지를 높이 모시여 위대한 수령 김일성동지께서 인류자주위업수행에 쌓아올리신 력사적공적은 존엄높은 우리 공화국의 위용과 더불어 영원불멸할것이다.
不世出の偉人である敬愛なるキム・ジョンウン同志を高く奉り、偉大な首領、キム・イルソン同志が人類の自主偉業遂行に築いた歴史的功績は、尊厳高い我が共和国の威容とともに永遠不滅である。
首領様の業績をコンパクトに指摘する太陽節記念記事です。すなわち、(1)自主の旗印を掲げられたこと(2)銃隊により帝国主義に打ち勝ち、国と民族の尊厳、世界平和を堅固に守る歴史の奇跡を創造されたこと、そして(3)高潔な義理心を持ち社会主義・共産主義のために闘争する国々に物心量面の支援を与え、社会主義勢力の団結のために精力的な活動を広げられたことです。

首領様は、既成理論(=ソ連流のマルクス・レーニン主義、あるいは毛沢東主義)が社会主義建設で公式のように見なされていた20世紀、「自主性は国と民族の生命であり、それを実現するためには事大と教条を排撃し、革命を自主的・創造的に行っていかなければならない」という自主の原則を社会主義建設で常にを堅持された首領様。これに対して自主の旗印を高く掲げ、社会主義建設の別の模範を創造なさいました。

ソ連が崩壊し中国の地に翻る赤旗の色が怪しくなってきている昨今。既成理論がもはや「社会主義建設の公式」とは言えなくなってきている一方で、自主の旗印を掲げる共和国が厳しい環境下にあっても自己の道を歩み続けているという事実があります。「一部の国で社会主義が挫折するようになった根本原因と、チュチェ思想に基づいた我が国での社会主義建設経験について分かりやすく説明しながら、社会主義の不敗性について明かしてくださった。これは世界の進歩的人民に社会主義偉業、反帝自主偉業の勝利に対する信心を与え、社会主義を貶めていた敵共には峻厳な鉄槌となった」という総括は、単なるプロパガンダであるとは言えないように私は考えます。

侵略と略奪を本性とする帝国主義がある限り、人民大衆の自主偉業は敵どもとの尖鋭な対決を伴うことになる」と記事本文にもあるように、帝国主義の本性を正しく見抜いておられた首領様は、「武装した敵とはただ武装して立ち向かってのみ勝利できる」という革命の真理を明らかにし、銃隊により強大な二つの帝国主義(日本帝国主義とアメリカ帝国主義)に打ち勝ち、国と民族の尊厳、世界平和を堅固に守る歴史の奇跡を創造されました。

政治や経済、社会体制、あるいは宗教や文化的差異を乗り越え互いに違いを認め合って世界諸国が平和的に共存できる世界は、人類の理想的な世界でしょう。しかし、かつての米ソの「平和共存」や「デタント」、そして何よりもゴルバチョフ外交は、情勢認識が甘かったのではないかと考えざるを得ません(もちろん、だからといってヴィシンスキーのように他人の話を聞かないような人物――何で見世物裁判としてのモスクワ裁判の「検察」官が外相になったんだろう?――を外相に据えるべきとは言いませんが)。首領様の正しい帝国主義観に基づく警戒心が、共和国が安易な「平和共存」に足元をすくわれなかった重要な要素であると考えます。

社会主義・共産主義のために闘争する国々に物心量面の支援を与え、社会主義勢力の団結のために精力的な活動を広げられたことも首領様の革命的生涯を輝かせる一大功績でした。まさに高潔な義理心以外の何物でもありません。社会主義の大道であると言えます。この首領様の革命的義理心は、こんにちのアフリカ諸国における共和国の確固たる地歩のベースになっています。革命的義理心が実利にも繋がっているのです。

なお、この記事は対外的・国際関係に関する首領様の業績をたたえるという性質上、対内的つまり、社会政治的生命体の核心としての首領様の業績については触れられていません。社会政治的生命体の確立こそが主体的社会主義の主目標であるという意味では、この記事は周縁的な話題を取り上げるものということになりますが、まったく「周縁的」とは思えない、これだけでも人類史に対して非常に大きな貢献です。

学べば学ぶほどにその業績の深奥さと偉大さに感銘を受けずにはいられないキム・イルソン同志の革命偉業。太陽節を慶祝いたします。
ラベル:チュチェ思想
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2023年04月14日

これがロシアでの出来事なら・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/5aeaa0538af8cb64239db5897f0b8afca0d619c4
米FBI、機密文書漏えい巡り空軍州兵を逮捕
4/14(金) 3:43配信
ロイター

[ワシントン 13日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は13日、米軍の機密文書流出問題に絡み、空軍州兵のジャック・テシェイラ容疑者(21)を逮捕したと発表した。

(中略)
司法省は、容疑者がどのような罪に問われるかについて明確にしていないものの、刑事責任を問われる可能性が高いとみられる。元司法省検察当局者は、たとえ容疑者に大きな損害を引き起こす意図がなかったとしても、最高10年の禁錮刑が下される可能性があるという見方を示した。

米国防総省のライダー報道官は13日、米軍の機密文書の漏洩は「意図的な犯罪行為」と述べた。

ボストン検察の報道官によると、テシェイラ容疑者は14日に出廷する予定という。

*動画を付けて再送します

最終更新:4/14(金) 10:05
ロイター
21歳の州兵ごときが、世界を揺るがせる機密情報にアクセスできて、まんまと拡散できるのか・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a01fc8919f1c641cf9b46eb76b1e73930804392
21歳の空軍州兵を逮捕、米国防総省の機密文書流出
4/14(金) 11:34配信
BBC News

(中略)
なぜ機密にアクセスできたのか

国防総省報道官のパット・ライダー准将は別の記者会見で、今回の文書流出は「意図的な犯罪行為」だと述べた。

なぜ国防関連の機密文書に若い空軍州兵がアクセスできたのかと問われると、米軍では軍人に「非常に早い時期から多くの責任」を負わせていると、ライダー氏は説明。

「例えば戦闘小隊の若い軍曹には、部隊を戦闘に導く責任と信頼を託している」と述べた。

(以下略)
すごい! 思考力の足りない若い子を上手く騙せば、あっという間にスパイに仕立てることができそうですね!

https://news.yahoo.co.jp/articles/a043a493a2fb98d9993ecf068e6783a6ec3ee179
米機密流出は「深刻」 豪軍トップが懸念
4/11(火) 16:26配信
時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア国防軍のキャンベル司令官は11日、豪シンクタンクの会合で、米軍の機密情報流出について、「深刻な漏えいだと認めざるを得ない。これは(米国に)打撃を与えかねないものだ」と述べ、同盟国の制服組トップとして懸念を示した。

(以下略)
「大した情報漏洩ではない」という強がりも耳にしますが、さにあらぬようで・・・

これがロシアでの出来事なら、プーチン大統領とスターリンとを同列視する御馴染みの印象論も相まって、まず間違いなく「デッチ上げの冤罪」説が盛り上がっていることでしょう。
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2023年04月13日

フランス人が言う「自由・平等・博愛」が単なる建前に過ぎないことは200年前から明らかなこと

https://news.yahoo.co.jp/articles/6577f69aa4e6427c8a591a3705874ad0111b1d89
仏大統領の台湾発言が波紋 「我々の危機ではない」
4/11(火) 19:12配信
産経新聞

【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領が5〜7日の訪中時、米欧メディアと行ったインタビューで台湾をめぐり、欧州連合(EU)は米国の政策に追随すべきでないと主張し、「われわれの危機ではない」と位置付けたことが波紋を広げている。欧州の対中強硬派から、批判が相次いだ。

(以下略)
コメ欄
台湾問題は「我々の危機ではない」とは、仏大統領の自分勝手な主張です。
(中略)
フランス人の為だけの自由博愛主義ならばならば、他国に強要する必要もないでしょう。
いやいや、これこそがフランス共和国の原点:ブルジョア革命としてのフランス革命が掲げた「自由・平等・博愛」の実態じゃないですかw

そもそも論として、チュチェ思想の立場から申せば、「自由・平等・博愛」は質の異なるものを列挙しておりスローガンとして成り立っていないと言わざるを得ません。キム・ジョンイル総書記は『チュチェ思想教育における若干の問題について』(チュチェ75・1986年7月15日)において、社会政治的生命体、つまり博愛の社会歴史観について論ずる文脈において、「自由と平等の関係があるからといって、革命的信義と同志愛の関係がおのずと生まれるものではありません。品物を売る人と買う人は平等な関係にあるとはいえても、彼らが必ずしも同志的に愛しあう関係にあるとはいえません。自由と平等の関係を革命的信義と同志愛の関係と対立させるのも正しくありませんが、どちらかの一方を他のものに溶解させようとするのも誤りです」と言明されました。「自由・平等」と「博愛」は同次元で語るべきものではないのです。

ブルジョアとしてのフランス革命について当ブログでは、チュチェ109(2020)年11月1日づけ「リベラリズムは没落し、プログレッシブは芽の段階」において次のように指摘しました。トランプvsバイデンの前回アメリカ大統領選挙に際した記事です。
■19世紀以来一貫して詐欺師であり続けたリベラリスト
(中略)
リベラリストたちが「人権」を云々しつつ現実の人権侵害の根本にある資本主義の「制度そのもの」には決して手を触れようとしないのは、19世紀以来、彼らが一貫して詐欺師であったことを示すものです。

「自由・平等・博愛」という概念をリベラリズムの根本教義であるとする見方には、異論はないでしょう。この概念は、もともとは18世紀フランス革命の理念を示すスローガンでした。18世紀末から19世紀初頭においてリベラリズムは、身分社会を打破し自由社会を切り開く上で、王族及び貴族並びに聖職者たちが牛耳る社会からブルジョアジー中心の社会へと変革を進める上で理念的原動力として輝いていました。

その一方で、フランス革命と並行していた産業革命以来の急激な工業化と都市化は、農村の農民共同体と都市の職人共同体を破壊し、彼らを「単なる労働力」に仕立て上げ、否応なく機械制大工業、そして利潤追求を第一目的とする近代資本主義に巻き込んで行きました。今のような労働法制が十分でなかった当時は、「単なる労働力」が置かれた状況は現在とは比べ物にならないくらい劣悪であり、資本主義化が先進的だった西ヨーロッパ諸国では労働争議が頻発しました。

「単なる労働力」が置かれた状況は、フランス革命と近代リベラリズムが掲げていた「自由・平等・博愛」とは懸け離れた現実でした。革命理念の筋を通すのであれば、「第2次」フランス革命が起こるべきところでしたが、すでに「第1次」フランス革命を英雄的に推し進めたブルジョアジーたちにかつてのような「理想」はありませんでした。むしろ、連中にとっては「革命は済んだこと」であり、連中こそが「単なる労働力」を酷使する張本人だったのです。

ここにおいて「自由・平等・博愛」の「自由」は単なる自由放任に、「平等」は形式的平等に、「博愛」は単なる宗教的道徳倫理に留まるものに変質してしまいました。いやもしかすると、そもそも「自由・平等・博愛」というスローガン自体、つまりリベラリズム自体が、王族及び貴族並びに聖職者たちから権力を簒奪するための口実に過ぎなかったのかもしれません。

いずれにせよそれ以来、「自由・平等・博愛」のスローガンは、眼前の現実社会がフランス革命の崇高なる理念を引き継いでいるものだと喧伝する「表の顔」と、現実の災禍を誤魔化すためのイデオロギーとしての「裏の顔」を持つようになりました。

近代の社会主義・共産主義運動においては、このような「自由・平等・博愛」が実現しているとは懸け離れた現実を是正し、その理念を完遂するという動機もありました。

■資本主義の「聖域」には人権問題と言えども決して切り込まず頬かむりするリベラリスト
この基本構図は依然として変化はありません。現代リベラリストの「人権」尊重も、本当に人権を尊重しようとすれば、労働力の商品化という制度自体の再検討がどうしても必要ですが、それはまさにブルジョアジーの利権そのものであり、資本主義の根本といっても過言ではない「聖域」です。だからこそ、19世紀のリベラリストたちが頬かむりしたように21世紀のリベラリストたちも頬かむりしているのです。

他方、女性やLGBTの問題は、ブルジョアジーの利権を脅かすものではありません。リベラリストにあっては、依然として「自由・平等・博愛」の看板を掲げている以上は、ときどき「それっぽい姿勢」を見せる必要があります。女性やLGBTの問題は、とても「使いやすい」わけです。SDGsについても、すでにこれが投資キャンペーンとして証券会社(野村証券)の営業文句になっています

リベラリズム運動とは、まさに「アリバイ作り」であり、それどころか「新しい商売のタネ」でさえあるのです。しかしこれは「格差を縮小させる「利益の民主化」は決してもたらさない」ものです。19世紀以来続いてきたリベラリストたちの古典的な詐欺手口です。21世紀になっても相変わらず同じ手口で人民大衆を騙そうとしているわけなのです。
真の意味で自由・平等・博愛が実現していれば、それそもフランス革命で「歴史は終わっていた」はず。しかし現実は上述のとおり、「自由」は単なる自由放任に、「平等」は形式的平等に、「博愛」は単なる宗教的道徳倫理に留まるものに変質したものでした。フランス人が言う「自由・平等・博愛」が単なる建前に過ぎないことは200年前から明らかなことなのです。
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2023年04月09日

『社会主義強盛国家建設の要求に合わせ国土管理事業で革命的転換をもたらすことについて』から元帥様の統治の重要な要素を学ぶ

http://dprkanalysis.info/news/news_detail_597.html
国土造成に注力する北朝鮮
ニュースリリース|北朝鮮 Live!| 2023年04月02日(日)

 国土の面貌を一新するための事業が、全国的に力強く行われてる。国土環境保護省のキム・ジョンチョル責任部員から話を聞いた。

――2022年、国土環境保護部門で得られた成果を総合的に話してほしい。

 党と国家の政策にしたがって、国土の様子を一新するための力強い事業を行い、多くの成果を得た。各種の母木容器や機材などを生産し、重機械の稼働率を高め、道路技術の向上を積極的に推進した結果、全国の道路の安全面、文化面的質をさらに高めている。山林造成計画は超過達成し、2022年1年間で330ほどの単位が社会主義愛国林称号を受けた。

 高い正確度を保障する山林資源操作分析システムを開発し、山林資源調査を季節ごと、目的ごとに科学化できる土台を構築した。道路補修管理への国家的事業体系が立案され、全国規模で道路の実態調査が行われており、高速道、観光道路、主要道路の舗装、橋梁建設・補修、道路技術リニューアル工事を完工した。

(中略)
 2022年には金正恩総書記の労作『社会主義強盛国家建設の要求に合わせ国土管理事業で革命的転換をもたらすことについて』が発表されてから10年となる年だった。金総書記の労作で提示された課業を貫徹するためのこの10年間の事業成果を多くの討論会や発表会で全般的に総括し、新たな目標と課業も提示された。

 全国国土環境保護部門の科学技術発表会(2022年)では、植物保護区の設定と保護価値評価をはじめ山林と大気、植物、原林、動物保護における研究成果と経験を交換・共有し、それを実践に移すための事業が進められている。

(中略)
――2023年にはどのような事業が行われるのか。

 河川整備事業に継続して注力し、水害と水不足を防ぎ、道路建設と管理をきちんと行い、一日も早く社会主義文明国にふさわしい国土の面貌を一新しなければならない。緑色経済へ移行するための物質技術的土台を備え、国を立派な生態環境と景観を備えた世界先進国へと変貌させるための事業も行われている。

 すべての国土建設の対象を朝鮮労働党時代を代表・省庁となるように斬新で独特な建築様式を創造・発展させ、国土建設に最上の質的レベルを保障すべきだ。当面は津波と台風被害を防ぐための海岸防潮堤、防波堤建設と防風林造成事業に注力し、国の土地と水産資源、生態環境を保護するための事業も本格的に推進している。
『社会主義強盛国家建設の要求に合わせ国土管理事業で革命的転換をもたらすことについて』(チュチェ101・2012年4月27日。以下、「当該労作」といいます)――元帥様の統治最初期に発表されたこの談話は、新体制の方向性を示すものとして当時注目されたものであり、今日振り返るに、まさに元帥様の統治の主要な要素を示す重要労作であると言えます。

当該労作の重要ポイントは、私見では「地方都市と農村の村落を整えるに当たっては、それぞれの地方の特性が生かされ、自分の顔が現れるようにしなければなりません」と「その地域や地帯の気候と土壌条件を具体的に分析したうえで、適地適樹の原則に基づいて木を植えるべきであり、樹木の成長に有利な条件がもたらされるように針葉樹と広葉樹を取り合わせて植えなければなりません」、「山林保護のためには人民の焚き物問題を抜本的に解決しなければなりません。焚き物問題を解決しなければ、木をいくら多く植えて育てても、それをみだりに伐って焚き物として使うので、山林を保護することができません」そして「環境保護で重要なのは公害防止対策をしっかり立てることです」というところにあったものと考えます。今回は非常に僭越ながら、私なりに当該労作を読み込みつつ、キム・ジョンウン総書記の統治の重要な要素について考えてみたいと思います。

■地方や個別単位の個別具体的な状況に応じた独自性が生かされ得る理論的余地
まず、「地方都市と農村の村落を整えるに当たっては、それぞれの地方の特性が生かされ、自分の顔が現れるようにしなければなりません」という元帥様の発言。ここからは、党と国家の指導下という制約つきながらも、地方や個別単位の個別具体的な状況に応じた独自性が生かされ得る理論的余地があると私は考えます。このくだりを最初に目にしたとき私は、「これは、党や国家の総路線的な指導という大前提がありつつも、地方や個別単位の個別具体的な状況に応じた独自性が生かされ得るのではないか」と思ったものでした。「分権制」というと語弊があるが、中央集権一辺倒とも異なる展開があり得るのではないかと直感したものでした。

社会主義企業責任管理制や圃田担当責任制がすっかり定着した今日改めて振り返ると、私の直感は正しかったと自負するものです。元帥様の一貫した政策の方向性であると言えると考えます。

■最新の科学技術に根ざした具体的方策を志向する元帥様の政治姿勢
その地域や地帯の気候と土壌条件を具体的に分析したうえで、適地適樹の原則に基づいて木を植えるべきであり、樹木の成長に有利な条件がもたらされるように針葉樹と広葉樹を取り合わせて植えなければなりません」という指摘からは、最新の科学技術に根ざした具体的方策を志向する元帥様の政治姿勢を読み取ることができます。元帥様は当該著作で次のようにも指摘されていました。
国土管理部門の科学技術を早く発展させるべきです。
(中略)
外国、国際機構との科学技術交流も活発に行うべきです。国土管理と環境保護部門にも、世界的な発展趨勢と外国の先進的で発達した技術を取り入れるべきものがたくさんあります。前にも述べたことですが、インターネットを通じて世界的趨勢の資料、外国の先進的で発達した科学技術資料を多く閲覧させ、代表団を外国に派遣して必要なものを多く学び、資料も収集してくるようにすべきです。
インターネットを通じた情報収集にまで言及なさる元帥様。ほぼ同じ内容をほぼ同じ表現で繰り返す『全党、全軍、全人民が山林復旧戦闘を力強く繰り広げ、祖国の山々に青々とした樹林を生い茂らせよう』(チュチェ104・2015年2月26日、以下「後続労作」といいます)ではこのくだりがはなく、その点は少し気になる(こういう微妙な表現の修正に重要な意味があるのが共和国の政治というものです)ところではありますが、後続労作でも「山林の造成・保護と関連する世界的な先進科学技術を取り入れるとともに、それを広く普及するための対策を講じるべきです」という訴えはあったので、最新科学技術志向は引き続き堅持されているようです。

■そもそも悪しき事態が起こらないように環境整備をする、という方法論
焚き物問題への言及もキム・ジョンウン時代の政治方針を非常によく示していると考えます。当該労作で元帥様は次のように指摘されました。
山林保護のためには人民の焚き物問題を抜本的に解決しなければなりません。焚き物問題を解決しなければ、木をいくら多く植えて育てても、それをみだりに伐って焚き物として使うので、山林を保護することができません。各道、市、郡は実際にそのおかげをこうむることができるように薪炭林を造成してきちんと管理し、工場、企業、協同農場は自営の炭鉱の運営に力を注ぎ、メタンガス化を広く実現して、住民の焚き物問題を抜本的に解決しなければなりません。最近、超無煙炭活性添加剤が開発されて超無煙炭とボタを焚き物として利用できる明るい展望が開かれましたが、すべての所で広く取り入れるようにすべきです。
「どうして彼らは山林を伐採するという挙に出るのか?」という問いを立てた上で、「では、どうすれば彼らが山林伐採しなくなるだろうか?」として対策を講ずる元帥様。「我ら」が日本世論であれば、その勧善懲悪的世界観ゆえに「勝手に山林を伐採する輩は取り締まればいいんだ!」で終わらせるであろうところ、そうはなさらない元帥様なのです。表層的な善悪二分法ではなく、現象の原因を追究したうえで、そもそも悪しき事態が起こらないように環境整備をするという科学的世界観・方法論に基づく政策を展開なさるのがキム・ジョンウン総書記という御仁であり、こんにちの朝鮮労働党組織なのです。

■社会経済の目的意識的管理という社会主義の本分に合致している
環境保護で重要なのは公害防止対策をしっかり立てることです」という元帥様の発言からは、その現代的な鋭い時代感覚、そして社会主義の正道を歩む目的意識性を読み取らざるを得ないでしょう。このくだりにおいて元帥様は次のようにも指摘されています。
今、世界的に山林面積の減少をはじめ様々な要因により生態環境が破壊され、動植物の種類が次第に減少していることが人々を非常に憂慮させています。山と河川流域に分布している動植物の種類とその生息条件を随時調査し、絶滅の危機に瀕している動植物と珍しい動植物をはじめ生物品種を保護し、生物の多様性を保つための積極的な対策を立てるべきです。これとともに保護区を正しく定め、その面積を段階的に増やし、その地域で産業建築や施設をみだりに建てたり、地下資源、山林資源を開発し、山の動物を捕獲することがないようにしなければなりません。
ソ連、東欧、そして中国といった20世紀社会主義、現実社会主義(Realsozialismus)は、その生産力主義的自然観ゆえでしょうか、公害防止対策等環境保護にはあまり意識を向けませんでした。もとより社会主義は、資本主義の無政府性を克服することに主要目的の一つを持っているはずのところ、公害すなわち外部経済の問題に対して注意を十分には向けてこなかったのです。

これに対して元帥様は、公害防止対策等環境保護への関心をお持ちであるようです。このことは、社会経済の目的意識的管理という社会主義の本分に合致したものであり、元帥様が執権最初期から正しい自然観の下に社会主義の正道を歩んでいらっしゃった証左であると私は考えます。

■確信犯的ゴシップ記者でさえ山林が回復しつつあること自体は認めざるを得ないようだ
さて、元帥様肝いりの国土環境保護、とりわけ山林造成では、どのような成果が上がっているのでしょうか。最近興味深い記事が出てきました。コ・ヨンギ(コウ・ヨンギ、高英起)氏率いる「デイリーNKジャパン」の報道です。

「デイリーNKジャパン」は、チュチェ105(2016)年3月19日づけで「北朝鮮「緑化事業」で山林が減る理由」なる主張を展開していたものの、今年3月26日には一転して「山に緑が戻るほど人々が飢える北朝鮮の植林事業」という記事を公開しました。

コ・ヨンギ氏の立場は非常に明快です。とかく共和国のことを悪しざまに書き立てることが彼のライフワークです。たとえば「緑化事業で山林が減る」などと書き立てたのは上掲のとおりチュチェ105(2016)でしたが、元帥様の統治が始まり当該労作が公表されたのはチュチェ101(2012)年のこと。4年やそこらで山林造成事業が上手くいくはずがありません。元帥様が当該労作で指摘されていたとおり、「人民の焚き物問題」が存在しているのだから尚更でしょう。彼だってその程度の分別もつかない愚か者ではないはずなので、4年程度で緑化できるわけがないことを分かっていて敢えて、確信犯的に書き立てているものと思われます。

今回についても、「今回の禁止令によって何が起こるか。それは住民のさらなる困窮と食糧難の深刻化だ」などと書き立てるコ・ヨンギ氏。だからといって禿山をこのままにしておくことはできないでしょう。ちょっとした大雨ですべてが流されてしまうからです。植林をし、山の保水力を回復してこそ農業生産・食糧生産を正常化させることができます。それゆえ、元帥様肝いりの植林事業を国家百年の大計にかかるインフラ投資として継続しつつ、当座の食糧調達については国際的な支援込みで賄うというのが現実的な道筋だと私は考えます。しかしながら、アメリカ政府の意を体しているのかは知りませんが、決してその方向には話を持っていこうとはせず、難しい課題に正攻法で解決を試みている為政責任者に対してお気楽な批判を加えているのがコ・ヨンギ氏その人なのであります。

このように「確信犯」と言わざるを得ないコ・ヨンギ氏ですが、そんな彼でさえ山林が回復しつつあること自体は認めざるを得ないわけです。

■総括
パンデミックに伴う国境封鎖など、まったく予期しない事態もあり、共和国の国土環境保護には一定の制約が掛かってしまったことは事実です。とはいえ、計画に対して着実に、それも社会主義の正道という経路を辿って進みつつあるキム・ジョンウン総書記の国土環境保護政策。地球環境の劣悪化には非常なる危機感を感じつつも、「SDGsやリベラリズムなどは、ブルジョアの『やっている感』を出すための見せかけに過ぎない」と考えている私としては、社会主義と環境保全が自然観・世界観レベルで手を結んだことを私は非常に喜ばしく思います。これからも引き続き、元帥様の国土環境保護政策とそれを支える思想理論的な進化には注目し、学んでゆきたいと思っています。
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2023年04月07日

これは恥ずかしいフジサンケイ

https://news.yahoo.co.jp/articles/e01dac13a41e793c21264372071f4503aa477b51
【プーチン総スカン】大統領演説に各国大使が無反応 「み、みなさん、みなさん、これで終了ですよ」 “無言の抵抗”に動揺隠せず
4/7(金) 13:12配信
FNNプライムオンライン

新たにロシアに着任した各国大使たちの前でプーチン大統領がスピーチ。通常は拍手するも、大使たちは“無反応”で、大統領は動揺の色を見せた。

(中略)
大統領演説に無反応の大使たち
プーチン大統領は面と向かってケンカを売った形だが、大使たちの反応は好ましくなかった。

プーチン大統領:
皆さまの成功をお祈りします。ご清聴ありがとうございました。

大使たち:
…。

プーチン大統領:
み、みなさん、みなさん、これでセレモニーは終了だよ。

無反応の大使たちに、動揺の色を隠せないプーチン大統領。

ちなみに2022年のセレモニーでは、スピーチ後に拍手が起きていた。

プーチン大統領を慌てさせた無反応は、大使たちの無言の抵抗だろうか。

(「イット!」 4月6日放送より)
こんなことで溜飲を下げているようでは、西側も随分と追い詰められたものです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7c4a406e23f50e139b6b63b29345fc86fc4c42
プーチン氏「拍手なし」に臆測 侵攻で孤立、イメージ重なる
4/7(金) 13:35配信
時事通信

 ロシアで5日に行われた外国大使の信任状奉呈式で、プーチン大統領の演説後に拍手が起きなかったことに対し、インターネット上で「異変」という見方が広がった。

 奉呈式では拍手がないのが慣例だが、ウクライナ侵攻に伴うロシアの国際的な「孤立」のイメージと重なり、臆測を呼んだようだ。

(中略)
 近年の奉呈式では、プーチン氏が演説後に拍手を受けた例がある。しかし、大半の奉呈式では大使が拍手することはなかった。報道によると、ロシア外務省関係者は「外交儀礼上、拍手する決まりはない」と解説し、自分がその場にいてもしないと述べた。
ネット上の憶測呼ばわりされたフジサンケイwこれは恥ずかしいw
ラベル:メディア
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