まずは、口隹一ネ申又吉イエスが最下位でなかったことを喜びをもって申し述べたいと思います。ところで、先日、2chを見ていたところ、口隹一ネ申又吉イエスを知らないという書き込みが以前より目立ちました。時代の変化を感じました。で、あいかわらず口隹一ネ申又吉イエスの動向を注視している私は時間が止まっているのであります。。。
それはさておき、私自身とまったく接点のない選挙区を含めて、全国の各選挙区の情勢を見ていると、みんなの党が予想以上に健闘していることに気がつきました。改選議席もそれなりに獲得していますし、当選に至らなかった選挙区についても、そこそこの得票率を記録しているようです。立党当初、ネーミングからして既に怪しげで、たぶんすぐに消滅するだろうなと思っていましたが、ジワジワと伸びてきていますね。公明党につぐ勢力になりそうです。すこし研究する必要があるかもしれません。
逆に退潮が顕著なのは、やはり民主党でした。東京選挙区については、今現在のNHKの開票速報(ウェブ版)を見る限り、公認候補の鈴木氏と公認を取り消された大河原氏の得票数を単純合算すると第3位に食い込み、もし上手く調整できていたとすれば、最下位当選(当確)を果たした自民党の武見氏が押し出された形になったかもしれません。まあ、鈴木氏と大河原氏は、なんだかんだで結構違う筋の人らしいので単純合算できるものではないのかもしれませんが、「また民主党系は自爆したのか」といったところです。
さて、こうした民主党の惨敗劇の原因について、藤井裕久・民主党最高顧問はテレビ東京系選挙特番において、政権時代の問題点として3点を挙げました。ひとつは、「『革命』をやるつもりでいたこと。『革命』なんてありえないし、『革命』と『改革』は違う」、ふたつめは「議論ばかりして決めなかったこと」、そして三つ目が「官僚を『使う』べきところで『戦ってしまった』ところ」だったそうです。
この3点については、私も3月12日づけ「そこじゃないよ民主党、何を言っている社民党」で述べたとおりであり、大先生と同じ見解に至れたことに安心というのかなんというのかといった心境なんですが、政界とは全く関係のない私がいうのと藤井氏が言うのは全然意味が違うんですよね。だって藤井さん、これあなたの党のやったことですよ。「なぜ藤井氏ともあろう方が、自党の闘争路線をとめられなかったのか」、そこを上手く総括できるか否かが次の選挙の命運を決めるわけです。それが無かったのは残念でした。
ところで、テレビ東京系選挙特番は池上彰氏が司会者だったのですが、公明党への質問があいかわらず容赦なかったですね。神奈川選挙区当確の佐々木さやか氏に対して「公明党に投票すると功徳があるって本当ですか?」と聞く。佐々木さやか氏は「創価学会が支持団体であることは事実ですが、それに対して現在の私の立場(公明党候補者)として申し上げることはありません」(要旨)と上手く返答した(一応、公明党と創価学会は別団体ですからね)のですが、池上氏は引き下がらない。「あなたは創価学会員じゃないんですか?」とまで聞く。さらにその後、政教分離問題についても質問する。いつか「祝電」送られるぞwwww
Youtubeに早速アップされていたので、リンク張っておきます。削除される前にご覧くださいwww
さて、対自民党的な意味での今後。野党の足並みがそろっていない中、当面は公明党の位置づけが相対的に浮上しそうです。しかし、中期的には、維新の会やみんなの党に対して自民党がどう懐柔していくかによって、すこしまた情勢にも変化が生まれるでしょう。共産・社民については、既に述べたように、何議席あっても、物事の進捗速度には影響はあるかもしれませんが、方向性的な意味での大勢には影響のない存在です。
ラベル:政治