>>> 埼玉失踪少女保護 千葉大、寺内容疑者の卒業取り消しも検討企業や官公庁でいうところの懲戒解雇のような位置づけなんでしょうか?
産経新聞 3月28日(月)17時38分配信
未成年者誘拐容疑で身柄確保された寺内樺風(かぶ)容疑者(23)が今月23日に卒業したばかりの千葉大は28日、千葉市稲毛区のキャンパスで記者会見を開き、渡辺誠理事は「本学卒業生がこのような事件を起こし、誠に申し訳ない」と陳謝するとともに、寺内容疑者の卒業取り消し処分を検討することを明らかにした。
(以下略)<<<
それはさておき、コメント欄。上位3件。
>>> クソ記事万歳 | 2016/03/28 17:44
よくわからんけど、過去に遡って停学とか変じゃないか? <<<
>>> man***** | 2016/03/28 18:02
ずるして単位をとったとかではないから、それは別の話では?と思うのだが。
国立大学の人だと、違うのか?
10年経って彼がシャバに出てきたときに、高卒であるとした方が良いのか? <<<
>>> mio***** | 2016/03/28 17:57ヤフーニュースにコメント欄が設置されて10年、私は設置当初から、特に刑事事件のコメント欄をウォッチし、記事を執筆してきました。旧ブログ記事の相当部分はそうした内容でした。
停学って変な話だろう <<<
その分析の中で私は、いわゆる「世論」は、多面的な人間の特定一面を切り出し、それを過度に全面化することによって、偏った人物評価を行う傾向にあることを論じてきました。そうした「人物評価に過一面化」は、感情・激情に基づく安易な厳罰化、安易な死刑要求につながっていることを指摘しました。また、そうした過度な一面化は、加害者の処罰とは別個に検討すべき事件の原因追求・再発防止の検討にも影響を及ぼしていることを指摘しました。
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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html
そうした世論研究を長く行ってきた身からすると、今回のコメント欄における世論は、珍しく人物評価を、「それはそれ、これはこれ」で分離させることができている点、とても意外に感じました。ヤフーニュースのコメント欄がかなり大衆化し、より現実の世論に近づいてきている要素があるでしょうし、あるいは、世論も変遷をしているのかもしれません。
今後もますます世論の変動には目が離せません。