http://news.livedoor.com/article/detail/12250335/
>> 大手証券会社社員が「上場廃止になるまで追い込まないと」とツイートしたとして炎上 ネット上での指摘に会社側は「把握しているが…」個別資本との闘争に明け暮れているこの御人、安倍首相の寿命を短くすることにも血道をあげているそうです。バカバカしい。マルクスの『資本論』を学習しなおすように。
2016年11月7日 17時40分
産経新聞
大手証券会社の社員が、主幹事を務める企業について「上場廃止になるまで追い込まないと」とする内容をツイッターに書き込んだなどとして、ネットで炎上する事態となっている。
この人物は、人種差別主義に反対する団体に所属しているという声もネット上にあふれており、ネット上で指摘された証券会社の広報担当は産経新聞の取材に「そういうネット上での書き込みについては把握しているが、会社としてのコメントは差し控えさせていただく」と説明。ネットでの騒ぎを受け、事実の確認を急いでいるもようだ。
(以下略) <<
>> ・・・ここで諸人格が問題になるのは、ただ彼らが経済的諸カテゴリーの人格化であり、特定の階級諸関係や利害の担い手である限りにおいてである。経済的社会構成体の発展を一つの自然史過程と捉える私の立場は、他のどの立場にもまして、個々人に諸関係の責任を負わせることはできない。個人は主観的にどんなに超越しようとも、社会的には依然として諸関係の被造物なのである。 <<マルクス『資本論』第1巻第1分冊、新日本出版社、1982年、p12
特定の企業や特定の政治家を呪ったり叩いたりしたところで、それらは全て社会・経済・階級的諸関係の被造物に過ぎないというのが左翼の基本的認識であるはず。そうした立場で考え直せば、「大手証券会社社員」氏が躍起になっている対象者たちは、どうみても「下っ端」。たとえば安倍首相は、ブルジョワ階級社会においては大資本の「使い走り」に過ぎません。
目に見える分かり易い対象に憎悪を募らせ、闘っているつもりになっている・・・本当の黒幕は、そうした下々の小競り合いを見ながら笑っている――マルクスの科学的社会主義理論が、そうした構図を捉えなおす理論的フレームを提供し、それを発展させたレーニンが99年前の今日、ロシアの地において革命を成就させました。そうした歴史的な十月革命記念日に、日本の左翼崩れはいったい何をやっているのでしょうか?
ラベル:左翼