2017年08月22日

急がば回れのカウンセリング的方法論でバカウヨの再生産阻止へ

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170822-00529203-shincho-soci
>> 「LGBT」はもう古い? 「LGBTQQIAAPPO2S」って何だ
8/22(火) 8:01配信
デイリー新潮

 トランプ大統領を間に挟み、深くて暗い溝がアメリカ国内には存在している――そんなことを改めて知らしめたのが、バージニア州で起きた白人至上主義団体とそれに対抗する反対派との衝突だろう。

 死者まで出すに至ったこの事件を受けて、大統領は「憎悪と分断はただちに終わらせなくてはならない」等のコメントを出してはいるものの、こうした対立の構図はそう簡単には変わらないだろう。

 白人至上主義なんて時代遅れでとんでもない差別的な思想だ――これは現代のアメリカのみならず世界にとっての常識でもある。が、一方でこうした「政治的に正しい」言説の行き過ぎによって息苦しさを感じた人たちが、トランプ支持に回った、というのは従来からよく指摘されるところである。

 アメリカの「リベラル」は日本のそれよりも「先進的」とも言えるし、日本人には過激にも見えるだろう。元財務官僚で昨年アメリカのハーバード・ロースクールを卒業した山口真由氏は、新著『リベラルという病』の中で、その驚くべき実情をレポートしている(以下、同書より抜粋、引用)。

 人種間を含むさまざまな人たちの「平等」を求めるリベラルは、「ポリティカル・コレクトネス(PC)=政治的正しさ」を追求し続けてきた。これは人種的、性的、性指向的、いかなる意味でも少数者を差別しないことをいう。

 日本でも「看護婦」ではなく「看護師」、あるいは「ビジネスマン」ではなく「ビジネスパーソン」という表現が用いられるようになった背景にはPCの思想がある。

 このPCの最たるものとして挙げられるのが「LGBT」表現だ。


(中略)

 なかなか日本人には理解しがたいのだが、このPCを進めていくことは、アメリカのリベラルにとっての正義である。それこそが人々の平等を推し進めることにつながるからだ。

 ごく大雑把にいえば、こうした「正しさ」に対して、「そんなのヘンだろ!」とツッコミを入れることでトランプ大統領は支持者を得てきたとも言える。そして、そうしたトランプの言動に一貫して嫌悪感を示しているのが、アメリカのリベラルということになる。彼らにとっては、前世紀の遺物のような白人至上主義や、「本音満載」のトランプ大統領の言動は許されるはずがない。かくして、対立は終わらないのである。

デイリー新潮編集部

最終更新:8/22(火) 15:23
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コトがここまで来ると、少なくない人々は「下手なことを言って吊るしあげられると面倒くさいから、とりあえず触れないでおけばいいか」と考えることでしょう

その結果として、表面的にはポリティカル・コレクトネスが実現したように見えるでしょうが、実際には差別意識が完全に根絶されたわけではなく、単に地下に潜行しただけ。心の奥底では依然として差別意識は生き残っていることでしょう。

「プロレタリア文化大革命」が、まさしく「政治的に正しくない考え方」とされる連中が、厄介を避けるために表面的に恭順を示しつつも、真意においては地下化に潜伏した歴史的実例でした。修正主義・走資派的な傾向が少しでも見えれば直ちに吊るしあげをくらったのが文革であり、多くの人々は表面的に毛沢東主義を遵守する振る舞いを見せて、激動の世の中を生き延びました。そして、ケ小平が権力を掌握し改革開放に転ずるや否や、文革時代とは打って変わって、まったく毛沢東主義的でない動きが全国的に隆盛しました。こんな連中、いったいどこに潜んでいたんだというくらいの情勢になったものでした。また、今、文革時代を振り返れば、実はあの時代においても「反毛沢東主義」的な動機に基づく行動は実は広く見られるものでした。

このままいくと、ポリティカル・コレクトネスを目指すためと称して、人々の差別意識に対して一種のカウンセリング的方法論をとるのではなく吊るしあげを方法論として採用する運動は、人々に面倒くさがられてゆくことでしょう。その結果は、差別意識の地下化であり、「無言の疎外」の横行でしょう。交際の深度は最低限に留まることでしょう。「友人的に仲良くしない理由」なんて幾らでも作り上げることができるものです。

果たしてそれは、ポリティカル・コレクトネスを目指す人々が望むところなのでしょうか? そうではないでしょう。そうであるならば、「こいつらと関わると面倒くさいなあ・・・」と思われかねない吊るしあげ・罵倒の方法論ではなく、人々の差別意識に対する一種のカウンセリング的方法論こそとるべきでしょう

その点において、以下の毎日新聞記事が取り上げている取り組みは、マイルドでよいと私は考えます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-00000037-mai-soci
>> <ブックカフェ>「在日」学び合おう「ヘイト」やまぬ今こそ
8/16(水) 14:30配信
毎日新聞

 ◇若者グループ、大阪で開設へ
 関西を拠点に活動する在日コリアンらの若者グループが近く、在日コリアンの歴史や朝鮮半島をテーマにした本を集めたブックカフェを大阪市内でオープンさせる。ヘイトスピーチ(憎悪表現)は今もなくならず、インターネット上でも偏見や誤解が根強い。メンバーは「まずは私たちを知ることから始めてほしい」と開設準備を急いでいる。【金志尚】


(中略)

 ただ、在日コリアンを取り巻く社会情勢は依然として厳しい。特定の人種や民族に向けたヘイトスピーチの解消を目指した法律が昨年6月に施行され、鶴橋駅周辺では見られなくなったが、在日コリアンが多く住む川崎市では今もヘイトデモが続く。ネットでも乱暴で攻撃的な表現が絶えない。メンバーの金和子(キム・ファジャ)さん(36)は「こういう時代だからこそ、学びの場が必要だと感じた」と訴える。

 開設の狙いは在日コリアンの歴史や実像、朝鮮半島と日本との関わりについて、読書や交流を通じて理解を深めてもらうことだ。金さんは「日本の若者とも一緒に歴史を学び、その認識を共有していける場になれば」と期待を込める。


(以下略)<<
すでにバカウヨ化してしまった人を矯正するには、こうした取り組みは非力かもしれません。しかし、可能性はゼロではないし、何よりも、バカウヨの再生産を阻止するという取り組みという点においては有力です。

再生産を阻止し、バカウヨ陣営を縮小させてゆき、あわよくばバカウヨの矯正を狙いながら、最終的には時間が事態を解決することに期待を寄せる(バカウヨだっていつかは老いて死ぬでしょう)・・・急がば回れの方法論です。
ラベル:社会 バカウヨ
posted by 管理者 at 20:25| Comment(0) | 時事 | 更新情報をチェックする
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