>> 北朝鮮ミサイル、大気圏突入時に崩壊か 米当局が分析ほんの数年前までは、この手のニュースは格好の嘲笑ネタだったのに、いまや嘲笑する声は皆無に近くなっています。
12/3(日) 11:31配信
CNN.co.jp
(CNN) 北朝鮮が11月29日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」は、大気圏への再突入と同時に崩壊していた可能性が高いことが分かった。米当局者が2日に語った。
(中略)
専門家による飛行状況の分析が続くなか、同当局者は「大気圏再突入に問題があった」と指摘。北朝鮮はミサイルの誘導技術に加え、再突入技術でも課題を抱えているとの見方を示した。
今回のICBMは単独で製造され、今後さらに改良が加えられるとの見方が強い。2段式の1段目が従来に比べてかなり大型化されたとみられる。
(以下略) <<
発射後数十秒で空中爆発していたのは、もはや過去のこと。さんざん笑われても執念で続けてきた共和国のミサイル開発が、いよいよ完成段階を迎えました。
29日に朝鮮中央テレビで放映された「火星15」発射成功ニュースにて、報道の後に、例の「社会主義前進歌」が挿入されたのは示唆的です。
キムジョンイル総書記は、次の言葉を遺されています。
「自らの領袖、自らの党の偉大さに対する信念、自国民、自分自身に対する信念、これがすなわち力であり、情熱であり、革命的楽観主義の礎石であると言える。」
「革命的信念は逆境を順境に、禍を福に変える根本的礎石であり、革命的な戦略を生む思想的保証である。」
「人間は難関に屈すれば再起できないが、天が崩れても抜け出す穴はあるとの腹で立ち向かうならば、いかなる難関も乗り越えることができる。」
逆境を順境に変えた革命的信念が形になったわけです。「所詮は貧乏国家、弱小国家だ」と見くびるとこうなるわけです。