益若つばさ 米国で運ばれた救急車の料金に驚き「保険大事、、!」と実感 歩けなくても入院できず偉大な首領:キム・イルソン同志は、『保健医療従事者は、党の革命戦士となれ』(チュチェ50・1961年6月7日)において次のように指摘されました。
5/30(月) 20:39配信
スポニチアネックス
滞在先の米ロサンゼルスで仙骨を骨折したモデルでタレントの益若つばさ(36)が30日、自身のツイッターを更新。骨折した時に病院に運ばれた救急車の料金が高額だったことを報告「保険大事、、!」とつづった。。
益若はこの日、「先日アメリカから帰国する日に階段から落ちてしまい、尾てい骨の上の仙骨を骨折してしまいました」と報告。「吐き気やくらみで全く動けず救急車を呼んでタンカーに運ばれロスの病院へ行き、骨折と診断されました」とし、現在は「一人で寝たり起きたり歩いたりがちゃんとできず、車椅子か歩行器で支えてもらいながら生活をしています」とし「アメリカは病院の値段が高い&基本入院できない」ため自宅療養をしている報告。長時間の飛行機に乗ることが出来る許可が出るまで米国に滞在し休養するとした。
(以下略)
黄金がすべてを支配し、黄金しか眼中にない資本主義社会では、医学が人民の健康増進に奉仕するのではなく営利の手段に利用されており、医師は人民のためではなく金もうけのために働いています。資本主義社会の医師は、患者の胸部よりも先に聴診器を財布にあて、患者に金がいくらあるかということから「診察」します。患者が金持ちであれば治療に誠意をつくし、貧乏人はいくら重病であっても診察してくれず、瀕死の状態に陥っても背を向けます。結局、資本主義社会の医師は、金に目がくらんで人命には無関心であり、人が病気にかかり死のうともなんの道義的責任も、良心の呵責も感じません。患者が入院して死んでも、これはもともと不治の病だの、手遅れだのと文書を作成すればそれまでのことです。益若さんの「保険大事、、!」という意見、営利企業による民間保険への加入は、現実として資本主義が世界のほとんどを覆っている現代世界においては、個人が自衛手段として取り得るほぼ唯一の道・最善の方法です。これは疑いのないことです。
しかしながら、それとは別個に「社会としての在り方」も問う必要があるでしょう。営利企業による民間保険に加入しなければ、つまり掛け金を払えなければ医療費を工面できないアメリカ社会はどうなのかという問題です。
もちろん、「アメリカ社会の在り方」はアメリカ人が考えることです。しかし、アメリカ社会の在り方を主体的に評価し、我が国としてどう考えるかということは、まさしく我々の課題なのです。
あまりそういう観点での記事反応が見られない:掛け金を払えなければ医療費を工面できないアメリカ社会への疑問・異議が見られないあたり、徹底的な『個人』主義化・社会の瓦解が進んでいると言わざるを得ないのかもしれません。
ラベル:「世間」・「世論」