2022年07月15日

共和国がドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を承認

http://www.kcna.kp/jp/article/q/6fdb24c01994aa0921a262e0ae4483851cfd6beecb3161b69e582ab5b8ecfeda34b7adf62449b32f86c47ee21ebb2777.kcmsf
朝鮮がドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を公式認定
【平壌7月14日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国の外相が、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の両外相に13日、書簡を送った。

外相は書簡で、朝鮮民主主義人民共和国政府がドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を認定することを決定したことについて通報し、自主、平和、親善の理念に従って両国と国家関係を発展させていくという意思を表明した。−−−

www.kcna.kp (チュチェ111.7.14.)

http://www.kcna.kp/jp/article/q/51d4da4e6c8159ce0b1516913c38823f.kcmsf
朝鮮外務省代弁人の回答
【平壌7月15日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国外務省のスポークスマンは、わが国がドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を認定したことで15日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

既報のように、13日、朝鮮民主主義人民共和国はドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を認定することを決定し、自主、平和、親善の理念に基づいてこれらの国と国家関係を発展させていく意思を表明した。

人民の平等権および自決権原則の尊重に基づいて国家間の友好関係を発展させるのは、国連憲章の目的と原則に明らかにされている主権国家の固有で合法的な権利である。

かつて、米国の不当で不法な対朝鮮敵視政策に積極的に同調して国家間の関係において公正さと正義に甚しく欠ける行為を働いたウクライナは、朝鮮民主主義人民共和国の正当な主権行使についてけなす権利や資格もない。

われわれは今後も、主権平等と内政不干渉、相互尊重の原則に基づいて朝鮮民主主義人民共和国の自主権を尊重し、友好的に接する世界の全ての国と友好と協力のきずなを強化し、発展させていくであろう。−−−

www.kcna.kp (チュチェ111.7.15.)
かつて、米国の不当で不法な対朝鮮敵視政策に積極的に同調して国家間の関係において公正さと正義に甚しく欠ける行為を働いたウクライナは、朝鮮民主主義人民共和国の正当な主権行使についてけなす権利や資格もない」――共和国にしてみれば「アメリカ帝国の対共和国敵対・封鎖・圧殺政策に同調しておいて、自分たちがロシア帝国に押し潰されそうになるや否や何を言っているんだ」といったところなのでしょう。

大国間の力関係を機敏に察知し、絶妙なバランス感覚を発揮して現代国際社会の修羅場を潜り抜けてきた共和国が、このタイミングでドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を国家承認した意味合いに注目すべきでしょう。

ところで、関連記事である「北朝鮮 親ロシア派勢力“独立”を承認 ウクライナは断交を宣言」(7/14(木) 11:44配信 テレビ朝日系(ANN))のコメント欄に興味深い書き込みが。
実のところ、ウクライナは旧ソ連時代から現代までを通じて、親日だったことは一度もなく、むしろ日本に対しては敵対していました。北朝鮮のミサイル技術は、主にウクライナとロシアの技術供与で作られ、ノドンやテポドンがここ何年にもわたって日本の安全を脅かし続けています。

また、中国最初の空母である”遼寧”の前身となる退役艦を、中国政府がバックについている中国企業に売り渡したのもウクライナイです。

ロシアに侵攻されてから、ウクライナに対して日本も莫大な援助を与えたり、難民を受け入れたりしていますが、国としてまったく感謝されることもなく、ウクライナ政府の公式HPには、昭和天皇がヒトラーと並ぶ”戦犯”として、侵略の象徴として掲載されたことは記憶に新しいです。

ロシアに侵略された国ではありますが、親日でない国に対する無条件の援助や難民の受け入れは、国益を考えるともっと冷静になるべきだと思います。
「難民の人権よりも自国の国益」の日本世論が、ことウクライナに限っては全面支持という非常に奇怪な現象が続いていますが、単に事態を総合的に把握・理解していないだけなんでしょうね。
posted by 管理者 at 22:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
https://www.sankei.com/article/20220718-BKJIQGNL2NOPLO7RHBHMVREINQ/
 ロシアのマツェゴラ駐北朝鮮大使は、ウクライナ東部ドンバス地域の一部を実効支配する親露派「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を北朝鮮が国家承認したことに絡み、北朝鮮の建設労働者が2つの「共和国」の施設の復旧作業で重要な役割を担えると述べた。
 露紙イズベスチヤ電子版が18日に大使のインタビューを報じた。
(引用終わり)

 ノーコメントで紹介しておきます。
Posted by bogus-simotukare at 2022年07月19日 04:57
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