2022年07月29日

共和国のドネツク・ルガンスク両人民共和国承認は、ウクライナが分断国家化する見通しであるということ

https://chosonsinbo.com/jp/2022/07/22-79/
ドンバス地域の独立国家承認、朝鮮の正当な主権行使
2022.07.22 (07:47)
主要ニュース,共和国,対外関係

正しい歴史認識、自決権原則に沿った決定
朝鮮政府は7月13日、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を認めることを決定し、自主・平和・親善の理念に従って、これらの国々と国家関係を発展させる意思を表明した。ウクライナは「ロシアが一時的に占領している領土の独立を認めた」として、朝鮮との断交を宣言したが、「これまで米国の朝鮮敵視政策に同調し、国家関係で公正性と正義が欠如した行為を繰り返したウクライナは、朝鮮の正当な主権行使に難癖をつける権利も資格もない」(外務省スポークスマン)と一蹴した。

ウクライナ紛争の起点
自主の旗印を掲げ、国際社会で反帝反米のための共同闘争を先導する朝鮮は、正しい歴史認識と人々の平等権及び自決権原則の尊重に基づいて今回の決定を下した。

ロシア系住民が多く住むウクライナのドネツク州とルガンスク州で投票によって「人民共和国」の独立が宣言されたのは8年前だ。今日のウクライナ紛争の火種が生まれたのもまさにその年だ。

2014年、米国の工作によってウクライナで政権転覆が起きた。 「革命」の美名の下にロシアを敵視する親米傀儡政権が登場し、国内の親ロシア勢力を弾圧と迫害の対象にすると、クリミア半島の人々(90%がロシア系住民)は投票を通じて独立を宣言、ロシアは住民の意向に従ってクリミア半島を併合した。ロシアと国境を接するウクライナの東部、ドンバス地域の二つの州で独立が宣言されたのはその直後であった。

(中略)
「米国の衛星国家からの独立」
ロシアはミンスク合意が履行されることを望み、両共和国の独立を公式に認めることを先送りしてきた、2021年に発足したバイデン政権は、ウクライナのゼレンスキー政権を煽ってドンバス内戦をさらに激化させ、今年に入りロシア系住民たちに対する迫害と攻撃は見過ごせない段階に至った。結局、プーチン大統領は両共和国の独立を承認し、その国の指導者たちと共に「友好協力および相互支援協定」に署名した。彼が協定に基づく集団的自衛権の発動により「特別軍事作戦」を開始すると発表したのが2022年2月24日だ。

(中略)
朝鮮は「ウクライナ事態の根源は、他の国々に対して強権と横暴をはたらく米国と西側の覇権主義政策にある」(外務省スポークスマン)との見解を示し、敵対勢力の政治軍事的脅威を根源的に取り除き、国の尊厳と平和、安全を守るための人々の闘いに連帯の意を表してきた。ドンバスの両共和国と外交関係を結ぶ決定も、こうした見解と立場に基づいている。

朝鮮の今回の決定には、自主の原則が貫徹されている。それについてドネツク人民共和国の指導者が「私たちにとって一つの外交的勝利」と意義を強調し、ルガンスク人民共和国の外務大臣が「ナチスの侵略と米国の衛星国家からの独立のために戦う私たちに対する支持」と歓迎したのは偶然ではない。

(金志永)
http://www.mfa.gov.kp/view/article/15509
주권국가의 정당한 선택
2022.7.26.

이미 보도된바와 같이 지난 13일 조선민주주의인민공화국은 도네쯔크인민공화국과 루간스크인민공화국의 독립을 인정하기로 결정하였으며 자주, 평화, 친선의 리념에 따라 이 나라들과 국가관계를 발전시켜나갈 의사를 표명하였다.

우리 공화국이 돈바쓰지역공화국들의 독립을 인정하였다는 소식이 발표되자마자 따쓰, TV 로씨야24를 비롯한 로씨야의 많은 언론들이 이에 대해 대서특필하였으며 정계와 학계, 사회계에서는 우리의 이번 조치를 주권국가의 자주적인 결정으로 지지하는 목소리가 높이 울려나왔다.

로씨야련방공산당 중앙위원회 위원장은 도네쯔크인민공화국과 루간스크인민공화국의 독립인정에 관한 조선의 결정을 환영하며 머지 않아 다른 나라들도 조선의 모범을 본받을것이라고 언명하였다.

련방평의회 국제문제위원회 제1부위원장을 비롯한 국회의 고위인물들은 조선이 취한 조치는 로씨야에 있어서 커다란 고무로 된다고 하면서 어려울 때 진정한 벗을 알수 있는것처럼 돈바쓰지역공화국들의 주권을 인정한 조선이야말로 로씨야의 진정한 친구라고 찬양하였다.

로씨야의 각계인사들도 《조선은 자기의 자주권을 어떻게 지켜야 하는가를 보여준 본보기나라》, 《세계의 또다른 지정학적중심인 조선의 이번 조치는 미국의 패권주의에 대한 대답》 등의 평가들을 내놓으면서 우리의 이번 조치를 자주적인 대외정책을 실시하는 주권국가의 정정당당한 선택으로 된다는데 대해 두드러지게 강조하였다.

특히 주조 로씨야대사는 조선은 신나치스정부를 반대하는 돈바쓰지역인민들의 투쟁을 정의로운것으로, 끼예브정권은 우크라이나인민들의 피의 대가로 로씨야를 압박하면서 저들의 지정학적문제를 해결하는 워싱톤의 꼭두각시로 간주하고있으며 이로부터 돈바쓰지역공화국들의 독립을 인정하였다고 언명하였다.

이것은 우리 공화국의 반제자주적인 대외정책의 정당성과 생활력에 대한 지지와 찬탄의 목소리가 날로 높아가고있는것을 실증해준다.

우리는 앞으로도 공화국의 자주권을 존중하는 세계 모든 나라들과의 친선관계를 강화하고 진정한 국제적정의를 실현하기 위해 적극 노력해나갈것이다.(끝)
共和国政府がドネツク・ルガンスク両人民共和国を承認するに至った理屈は分かったのですが、このタイミングになった理由が依然として謎に包まれています。この理由であれば、両人民共和国が独立を宣言した8年前に即承認してもよかったはずだし、ロシアが承認したのと同時期に承認してもよかったはず。開戦から5か月弱という微妙なタイミング、シリアに次いで承認したそのタイミングには、いったいどのような意味合いがあるのでしょうか?

共和国はこの戦争の結果を見通したのでしょう。すなわち、ウクライナの分断国家化です。ドネツク・ルガンスク両人民共和国を承認すればキエフ政権から国交を断絶されるであろうことは、非常に容易に想像できることです。それを敢えて行ったということは、一方においてドネツク・ルガンスク両人民共和国がキエフ政権から独立して存続し得る見通しが立ち、他方においてキエフ政権が完全なる従米国家に成り下がり、共和国にとって付き合っていても何の道理も利もないという見通しが立ったものと思われます。

また、この戦争の結果を超えたより遠大な歴史的見通しとして、米ロ対決構図においてロシア側につくことが自国にとって政治・思想的な道理においても地政学的国益・利益においてもプラスであるという見通しも立ったのでしょう。

それにしても、トランプ政権時代の朝米接近は今や昔。バイデン政権の稚拙な外交施策によって朝米関係は著しく悪化しました。6月25日の祖国解放戦争開戦日における反米集会が今年数年ぶりに開催されました。また、一昨日7月27日の戦勝記念日において元帥様は近年稀にみる語気の強さで対米対南批判を展開されました。

朝鮮半島においてもウクライナにおいてもアフガニスタンにおいても「センスがない」としか言いようがないバイデン政権です。そして、バイデン政権と、従米を超えて「崇米」というべきレベルのユン「政権」、核保有国である共和国を相手にしている自覚があるようには見えない・事の重大性を十分に理解しているとは思えないユン「政権」とのコンビは、ギリギリの瀬戸際において高度な理性・合理性が求められる現代の国際社会における不安定要素・リスクであるという他ありません
posted by 管理者 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | 更新情報をチェックする
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