ウクライナ反転攻勢へ… 数万人規模の“志願兵”を募集 戦闘未経験者も…昨秋にロシアが予備役つまり在郷退役軍人の一部に動員をかけたとき、挙って「ロシアは追い詰められている!」とされたところ、今回のウクライナによる戦闘未経験者を含む志願兵募集については、そのような反応はまったくといってよいほど見られません。この記事も「挙国一致で侵略者と戦うウクライナ」風の仕上がりになっています。「物は言いよう」とは、まさにこのことを言うのでしょう。
5/19(金) 5:53配信
日テレNEWS
反転攻勢の準備を進めるウクライナでは、新たに数万人規模の志願兵を募集しているといいます。年齢や性別を問わず、多くの人が面接を受けており、なかには戦闘経験が一度もない人もいるといいます。侵攻開始から間もなく1年3か月となるウクライナの今を取材しました。
(以下略)
服部倫卓・北海道大学教授の下記コメントがプロパガンダ破りになっているのが幸いです。
今のところ「部分動員」に留まっているロシアと異なり、ウクライナでは「総動員令」が出ている。非常に妥当な見方だと思います。
にもかかわらず、このニュースでは数万人規模の「志願兵」を募集していると伝えており、その点がやや意外だった。
それだけ、ウクライナは今次の反転攻勢に賭けているということなのだろう。逆に言うと、この反転攻勢でロシアによる占領地を広範に解放できないと、戦線が膠着してしまう恐れがある。
(以下略)
ラベル:メディア
フランク・ケンドール空軍長官は22日の会合で、ロシアの侵略を受けるウクライナへの米国製戦闘機F16の供与について、「ウクライナの助けにはなるが、根本から状況を変えるわけではない」と述べた。
(引用終わり)
実際どうなのかは素人には分かりませんが米軍としては「楽観論が膨れ上がること」は避けたいのでしょう。
コメントありがとうございます。
ケンドール・アメリカ空軍長官の発言には私も注目しました。貴見のとおり、期待が高まり過ぎるのを避けたいのでしょう。
その点、NHKがノーテンキに騒いでいますが、褒め殺しの域に達しつつありロシアを逆にアシストしているようにも思えてきます。
5月29日づけ記事で取り上げましたので、ご覧いただければ幸いです。