朝鮮学校取材の監督ら調査 韓国統一省、南北交流の規制強化まったく理解に苦しむユン「政権」の北南交流妨害。北南の交流推進はユン「政権」にとって何か都合が悪いことでもあるのかな?
12/16(土) 20:34配信
時事通信
【ソウル時事】韓国統一省が、無断で在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と接触したとして、朝鮮学校を取材した映画監督らを調査していることが明らかになった。
北朝鮮に強硬姿勢を取る尹錫悦政権下で、日本での南北交流に関する規制も強化されている現状が浮き彫りになった。
韓国メディアによると、朝鮮学校が高校無償化から除外されたことを取り上げた映画「差別」を手掛けた金知雲監督に対し、統一省が11月、経緯を説明するよう求める文書を送った。過料の可能性についても記されていたという。
韓流ブームの火付け役となったドラマ「冬のソナタ」に出演し、朝鮮学校支援に取り組む俳優のクォン・ヘヒョさんや、ドキュメンタリー映画「私はチョソンサラム(朝鮮人)です」の制作者にも同様の文書が送られていた。
(中略)
かつては、無許可でも黙認されることが多かったが、最近は事前に申告しても統一省が許可せず、民間の南北交流が妨げられているとの指摘もある。朝鮮学校関係者によると、今年、予定されていた交流行事のキャンセルを通知してきた韓国の団体もあったという。
統一省関係者は「過去に法の適用が多少緩く運営された側面があった」として、「法と原則にのっとった交流の秩序と体系を確立していく」と説明した。
(以下略)
さしづめ、支持率がますます低下しているユン「政権」ですが、伝家の宝刀たる「対日強硬姿勢」が、中国との対決構図をますます深めるアメリカ様の強いご指導ゆえに封印せざるを得ないので、時代錯誤的な「滅共」に手を出したのでしょうかね。知らんけど。
ラベル:国際「秩序」
コメントありがとうございます。
もとより民族とは、血縁、言語、文化生活、地域の共通性にもとづいて社会歴史的に形成された人々の堅固な集団であるというのがチュチェ思想の民族観ですが、北南が言語・地域・文化を共有していることは客観的に疑いのないことです。血縁については、これは生物学的な意味合いではなく社会歴史的な意味合いですが、要するに「同じ歴史を共有しているという感覚」を指します。この点、ユン「政権」とその従属者たちは、なによりもそうした感覚が欠如しているものと思われます。
ユン氏の態度は、突き詰めると「共産主義者は同胞ではない」といっているのと等しいものですが、これは、それこそユン氏が批判するような階級至上主義的な「共産」主義者の姿そのものです。
キム・ジョンイル総書記の労作『民族主義に対する正しい認識をもつために』が更に重みをもつ情勢になってきたと考えます。